誰も教えてくれないSMで本当に大切なこと

SMプレイに興味を持ち始めたのであれば、まずはSM調教における心構えについて学んでおくべきでしょう。

最近ではこのブログ以外でもONLINE上でのメールやメッセージ、チャット、実際に出会った上でのSM調教の方法を紹介しているサイトがよく見つかります。
しかしそのてのどのサイトの解説も、実にありきたりで、そんなことすでに知ってるだろ?と言ってしまうような内容ばかりなので、あまりによろしくない状況だなと思います。

特に「SM調教には信頼が大切です!」といった内容の記事がよく見つかりますが、こういったSMプレイのテクニック以前に常識となっている「言わなくても普通分かっているだろうこと」を自信満々に載せていても、今どきまったく情報として価値がないように思います。
そのため、この記事ではそれよりも大切な、より具体的で突っ込んだ、本気のSM調教における心構えをお伝えしたいと思います。

もう一度SMについて考えてみましょう

まず第一に確認しておくべきことは、あなたは本当にSM調教に対して真剣ですか?ということです。

たとえば他のサイトではよく「ただただドSな男は調教師失格!」とか、「一方的なSは勘違いSである!」という主張が見受けられます。
たしかにこれは前述したように、プレイ以前の人付き合いの問題であれば納得する部分もあるかと思います。

しかし、いざSM調教を真剣に行う場合に限っては、こういった主張を正しいとするのは甚だ疑問です
そもそもSMとはサドとマゾ、嗜虐と被虐の間で行われる本気のプレイのことを指すのです。

ハードSM

ですから、このプレイを本気で楽しんでいるときに、調教師がやたらと「これで大丈夫?」とか「痛くなったら言ってね?」とか言うと、正直マゾの立場としては萎え萎え、最悪の場合はドン引きです。
もちろん怪我や事故防止のためには最低限の意思確認は必要ですが、心配性で経験不足なただの童貞男みたいに、にこやかな顔で紳士を演じていても、ことSMプレイの真っ最中に優しい人アピールしてるのは人として痛いだけです。

それよりも調教師に必要なのは、奴隷の目の前では徹底的にドS。しかし奴隷にまったく気付かれない部分で安全対策はしっかりしている。相手への気遣いを忘れていない。ということなのです。

ちょうどこれはセックスの上手い男が、女性がまったく気づかないうちにコンドームを装着し終えていたり、クッションや下着を完璧な位置に調整しているのと同じことです。
これはとても難易度の高いテクニックであるために理解しづらいことだと思いますが、要は「気遣いとは相手に知られたらただの嫌味であり、失敗である。」ということです。

不思議なことにこういった本人は良かれと思ってやっていることが、まったく裏目でただの嫌味に映っているだけという人は驚くほど多く居るものです。
そしてこういった人たちは残念ながら、その嫌味な自分の姿すら認知できていない上に、普通に「自分は常識人!」などと考えています。

マナーは守りつつ本気でSMを楽しもう

もうここまで読んでいれば分かることですが、あくまでSMにおいては主従関係が大切であり、調教師は威厳とドSな態度、行動が必要不可欠です。
中途半端でいかにも「SMを初めてやっています!」みたいなダサい姿を女性に見せたくないのであれば、実際のSMプレイの最中は絶対に良い顔をしてはいけません

ハードSM

そしてそういった真剣なSM調教をやっている中で、本気で不満を述べてくるようなマゾ女が居たら、彼女はそもそもマゾではないので別れましょう
さらに、もし本気でSM調教を実行して何らかのトラブルが起きたとしたら、そんな状況に陥る程度のスキルしか自分にはないのだと自覚して、あなた自身が今すぐSMを辞めるべきでしょう

とても厳しい言葉の数々を並べましたが、実際のところ、本気でSMの出会いを楽しみたいなら、こういったことを理解しておくべきなのが現実です。

自分で自分の行動に全責任を持ち、その上で相手にまったく気付かれない完璧な気遣いを続けながら、真剣にSM調教を楽しむ
これができるようになろうとする意志さえあれば、SM調教は必ずあなたの人生にとって実のあるものになってくれるでしょう。

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