2016年現在におけるSMクラブの実態とは?

最近某国会議員が税金で利用していたことが発覚して問題になったSMクラブという名のお店。名前はよく聞くけれど、実際それがどんなものなのか理解していない人も多いようです。
そこで今回はなかなか日常生活では知ることができないSMクラブの実態や特徴をご紹介したいと思います。実際のところお店で受けられるサービスというのはどの程度のものなのか、一度確認しておくといいでしょう。
普通の風俗に毛が生えた感じ
SMクラブと聞くといかにもSMプレイを極めているお店のように聴こえますが、実際はそこまでディープなものではありません。基本的には単なる普通の風俗店として扱われており、風俗でよくあるプレイにSM要素を継ぎ足したようなお店が多いです。
たとえば痴女主導のM性感マッサージだったり、ゴム付きでアナルプレイを楽しめたりするお店がよくあります。もう少しこだわったところだと格闘プレイやキャットファイト観戦などが楽しめるお店まであります。

格闘プレイや咀嚼プレイ、スカトロプレイとまでなるとなかなかにディープなプレイで良いなぁと思えそうです。しかし実際に利用してみると分かりますが、やはりお店のサービスだけあってそれほど過激なことまではできないのが実情です。
たとえばデリヘルM嬢が身動きできないように全身緊縛した上で暴言を吐きながらアナルに突っ込んだりは難しいでしょう。個人的な出会いと付き合いの延長線上で楽しむSM調教と違って、やはり店員と客の関係を超えることができない点は、過激な調教をしたい人には強い不満を覚えるところでしょう。
コスチュームとアイテムは充実してます
このようにあまり過激なプレイができなくて真剣な人ほど不満が多いSMクラブですが、唯一これは良いなと思える点があります。それはお店が用意してくれるコスチュームやアイテムの品揃えであり、SM初心者で何も自前の調教道具を持っていない人でも気軽に調教アイテムが利用できる点です。

ほとんどのお店ではオプション扱いで別途有料の手数料が必要になりますが、やはりSMクラブは風俗店だけあってレンタルできるアイテムがかなり充実してます。たとえば首輪や縄やピンクローターやエネマグラなど、基本的な調教道具だけでなく、JK風の制服やナースの衣装、エロ下着などかなり充実しています。
これらのレンタルサービスを上手く活用すれば、個人的にSMプレイを行うよりも気軽に色々な調教方法を楽しめるので面白いかもしれません。ただアイテムを借りるお金だけでなくプレイを行う権利もお金で購入、支払いしなければならないのでコストパフォーマンスはそこまで良くはないでしょう。
プレイによっては審査あり
ここでSMクラブが持つ一番のデメリットを紹介すると、それはやはりプレイによっては審査が必要ということでしょう。たとえば格闘プレイを行う場合は身分証明書のコピーや契約書への記入が必要といった場合がとても多いです。
さらに全身緊縛や拷問プレイなどは高い確率でどこのSM専門店も禁止しています。やはり風俗嬢はあくまで風俗嬢であるため、その安全をより完璧なものにするためには客側にある程度制限や審査が必要になるということでしょう。
こういった安全の確保に考慮したシステムはお店の経営としては間違っていませんが、そのせいでプレイがしらけたり興味が湧きづらくなったりすることは多いと思います。性交渉の自由なかたちを体現するようなSM調教に、仕方ないとはいえ強力な制限がかかるというのはなんとも皮肉な話です。

以上のようにSMクラブは良い意味でも悪い意味でも風俗店であることに変わりはない、ということをよくよく覚えておくべきでしょう。高いお金を払ってでも気楽に本格SMっぽいプレイを楽しみたいという人には便利かもしれません。
ただ、より本格的で長く持続できるSM調教、SMパートナーとの関係作りを味わってみたいのであれば、専門の出会いサイトを使うなどしてSM関係を築くしかないと思います。原則としてSMプレイは個人と個人が同意の上で、制限なしで自由に楽しんだ方が面白いというのは間違いない点であると思います。