[永久保存版]自縛の心得3カ条

自分で自分を縛る自縛行為というものは、SM緊縛文化における最近の最注目株です。

通常は主人が奴隷に、調教師が調教を受ける者に対して行うことが原則の緊縛
これを逆に奴隷自身、調教を受ける者自身が、みずから進んで自力で自分を縛ることが自縛と言われる行為です。

自縛

これを行う理由は人それぞれ違うようですが、基本的には主人への忠誠を表現したり、自分の身をすべて捧げるために行うことが多いようです。
さらに最近は自分ひとりでSとMを兼任して、自己完結型SMを実践するために自縛を行う人も増えているようです。

今回はそのように最近人気急上昇中の自縛プレイというものを実践する際に絶対に知っておきたい心得3カ条を皆さんにお伝えしておきたいと思います。

1・自縛方法はシンプルであれ!

自縛を実際に一人で試してみた人ならすぐに分かるかと思いますが、ぶっちゃけ自分ひとりで自分自身を縛るなんて、ド素人にはかなり難しい、というか無理です。
あれやこれやネット上で緊縛方法を調べてみても、上手く縄が結べない、すぐ縄が外れたり緩んだりする、亀甲縛りなんて夢のまた夢、などという壁にぶち当たるのがありがちです。

こういった問題を解決するために必要なことはまず、自縛と緊縛は根本的に方法が違うということを理解することです。
普通なら誰か自分以外の人にやってもらわなければならないところを、自分ひとりで済ませようとするわけですから、当然のごとく普通の緊縛手法なんて勉強しても何の役にも立ちません。

自縛

だからまず初心者が心得ておくべきことはひとつ、自縛方法はシンプルでなければならないということです。
自分で自分をしっかりと縛りたいなら、背中で手探りで自分を縛るなど複雑で面倒なことをしてはいけません。
あくまで自分の目の前で、たとえ片手であっても丁寧に楽に縛るようにすべきです。

さらに、縄の結び方も出来る限り簡単なもの、丸結びとか、自分が一番やりやすい結び方を用いるべきです。
このようにシンプルに楽に行える手法で自分を縛るということが、自縛を楽しむのはもちろん、他のさまざまな安全対策などにも気を配る余裕を身につけるために必要不可欠であることをよくよく覚えておいてください。

2・自慰行為に活用せよ!

無事に自縛を終えたあとは、その自縛した自分を想像してオナニーしたり女王様に身を捧げたりするといいでしょう。
しかしせっかく苦労して終えた自縛を、自分が今容易に想像できる範囲でだけ楽しむのはあまりにもったいないことです。

たとえば今現在自縛プレイを趣味として日々楽しんでいる自縛の先人たちの多くは、洗濯バサミやヘッドホンを使って、自縛と同時に乳首オナニーや催眠オナニーを楽しんでいます。
身動きが取れないくらいに自分を縛ることができたら、その分乳首への刺激に対処する余裕はなくなり、乳首を刺激する自慰行為はより気持ちよくなるのは当たり前です。

自縛

さらに自縛した状態で催眠系の音楽や音声作品を鑑賞すれば、没入感が強まってオナニーもより気持ちよくなることうけあいです。
もちろん自縛してオナニーするだけではなく、そんなことをしてしまう変態的な自分をしっかりと愛し、いじめ、責めてくれる女王様に出会うことも大切です。

なんであれ自縛という行為を苦労して達成できたのであれば、他のオナニーテクニックや人の繋がりを活用せずに居るのは、とてももったいないことだということをぜひ覚えておいてください。

3・安全対策は徹底せよ!

自縛プレイを行う際に避けては通れない、絶対に気をつけておくべきことの代表といえば、それはやはり安全対策です。
本当はこの安全対策の必要性に関しては長い時間をかけて解説したいくらいであり、これまでに書いた事すべてを忘れてもいいから安全対策だけは徹底すべきというくらいに重要です。

自縛

まず前提として自縛はとても危険な行為であるということを自覚してください。
誰かに緊縛されることは、極論を言えばそれが信頼できる人であれできない人であれ、自分以外の誰かが何かをしてくれる余地がある行為です。
しかし自縛は違います。たとえば一人誰も見ていない場所で自分で自分を縛ってしまったら、もう自分に何かをしてくれる人は居ません。

そんな状況でたとえば自分の首が間違って縄で締め付けられてしまうとどうなるでしょうか?誰がその縄を緩めてくれるのでしょうか? 緩めようとして何かに縄をひっかけてみたとします。それで逆に首が絞まったり、ひっかけたまま外れなくなってパニック状態になったらどうなってしまうのでしょう?

そんな危機的状況なら誰かがそばに居れば助けてくれます。しかし今そこには自分以外誰も居ません。助けを呼ぶ勇気はありますか?全裸で全身緊縛された姿を近所の人に見られていいのでしょうか?
なによりも、こんなばかばかしい状況になるまでもなく、実は自縛オナニーをしようとして一瞬で首を強く締め付けて亡くなったり、目の前のストーブや蝋燭の火に焼かれてしまった人がとても多いのです。

これまで書いたように自縛という行為は少しの偶然や間違いが命に関わる危険なものになる行為だということをまずはよくよく知っておいてもらいたいのです。
そしてこのような危険を確実に回避したいのであれば、自分の性癖を理解してくれる第三者をそばに置いておく必要があることを心得ておいてください。

以上、三つの自縛に関する心得をお伝えしましたがいかがでしたでしょうか?

自縛

どれもとても重要ですが、特に最後の安全対策に関する心得だけは十分に自分の中で理解して覚えておいてください。
そして、できれば自縛は自分ひとりで楽しむのではなく、女王様や調教師とのプレイをより深く刺激的なものにするためにこそ、上手く活用していってほしいと思います。

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