性的倒錯の治療方法まとめ
性的倒錯は単なる特殊性癖、フェチといったものを悪い意味で越えた精神疾患のひとつです。
普通の性癖と違ってそれが原因で日常的に苦痛や障害、さらに社会的なマナー違反行為をしてしまう場合にのみ性的倒錯という病が適用されます。
この病は精神疾患のひとつに分類されるわけですから、当然ですが専門の医療機関で治療が必要になるものです。
たとえば性的倒錯の治療は性暴力やその被害者をケアするための医療センターでよく行われます。
薬を使う方法と使わない方法
実際の治療法としては薬物療法が多く、特にアメリカでは筋肉注射やホルモン剤を使うことが多いようです。
しかしそれに対して身体に負担をかけない心理療法を実践する場合も多々あります。
心理面で性的倒錯を乗り越えようとする場合は、よく認知行動療法というものが行われます。
これはうつ病や社会不安障害などの治療にも役立つと有名な治療方法です。
この治療法の優れたところは何といっても薬物を極力用いないところと、人格障害など人の生活の根本となる部分の障害にも効果があるとされている部分です。
そのため長い時間をかけてじっくりと認知行動療法を医師の指導の下で続けていけば、性的倒錯による社会的、心理的な被害は徐々に少なくしていくことが可能と考えられます。
障害でなければ楽しむが吉
冒頭に書いたように性的倒錯はフェティッシュなど、単なる変わった性癖と違って実害が生まれる類のものを指します。
そのため、変わった性癖ゆえに悩みが絶えない、周りに迷惑をかけてしまっているという人以外は認知行動療法などの治療も特に必要ありません。
単に自分の変わった性癖を認めてくれる人と出会いたい、もっと欲求を上手く解消したいという人は、一度フェチ系の出会いサイトでセフレ探しなどを試してみると良いでしょう。
社会や自分自身に実害を与えるようなことが一切ない、いわゆる健全な特殊性愛者の方々は、医療機関ではなく特殊な出会いの場所を活用していけば良いということもぜひ覚えておいてください。